高級スポーツモデルのフェアレディZ

日本を代表するスポーツモデル、GTカーといったら日産のフェアレディZでしょう。

フェアレディZは、ダットサン・フェアレディの後継モデルとして作られた車で当初よりロングノーズショートデッキスタイルを持つスポーツモデルの典型的なボディを持っていました。

これは何も見た目が良いからということだけではなく、当時使っていた直列6気筒エンジンを縦に収めるために必然的にエンジンルームが長くなってしまい、その長さに圧迫されてキャビンが短くなってしまったということもあるのです。

現在では全長の短いV型6気筒エンジンを搭載しているのでそれほど長いボンネットは必要ないのですが、フェアレディZの伝統的スタイルとして昔ほどは長くはありませんが、フェアレディZらしいスタイルを持ったデザインが与えられています。

この車のスカイラインと同様にルノーの車種整理からは逃れることができましたが、かなり車格が上げられてしまい、金持ちだけが買うことができる高級スポーツモデルとなってしまいました。

エンジンは過激さを全く持たない3.7リッターV型6気筒NAエンジンでパワーも大排気量エンジンでありながら336ps程度に抑えられています。

ボディバリエーションは昔あった2+2はなく、2シーターのみ、その代わりにオープンカーのロードスターモデルが用意されています。

グレードは6速マニュアルトランスミッションと7速ATに分けられ、それぞれに廉価グレードのグレード名なしモデルと標準グレードとなるVersionS(ATモデルではVersionT)、最上級グレードとなるVersionSTがあり、更に一番過激でパワーも355psとなっているNISMOが用意されています。

問題の燃費ですがグレードによって若干に違いはあるものの、NAエンジンであることから9.1〜9.2km/L程度のものとなっており、決して燃費がいい車ということは言えない数値となっています。

フェアレディZのライバルは初代モデルからトヨタのセリカとなっていたのですが、セリカもその後継モデルであるスープラもなくなってしまったので現在は独壇場となっています。